髪が薄くなってきたと感じたらすぐに始めたい効果的な薄毛の予防法
髪が薄くなってきたと感じたら、まずは原因を突き止めることが大切です。原因に合わせて対策をすることで、薄毛の進行を食い止められるかもしれません。
しかし、中には自宅でのセルフケアだけでは進行を抑えられない薄毛もあります。民間療法などで改善を目指しているうちに、薄毛が進行してしまうこともあるでしょう。
ここでは、いち早く薄毛の悩みから解放されるために、すぐに始めたい薄毛の予防法をご紹介します。
そもそも薄毛はなぜ起こるの?
薄毛は、次のような要因が重なることで起こると考えられています。
血行不良
髪は、頭皮の毛乳頭にある毛細血管から栄養が補給されて成長する仕組みですが、血行不良になると髪に十分な栄養が届けられなくなるため、髪が成長しにくくなってしまいます。
男性ホルモン
男性型脱毛症(AGA)は、男性ホルモンのテストステロンが頭皮の5αリダクターゼという酵素によってジヒドロテストステロンへと変化し、それが毛乳糖細胞に悪影響を及ぼすことで起こります。遺伝的に、ジヒドロテストステロンの影響を受けやすい方は、男性型脱毛症になりやすいということです。
皮脂の過剰分泌
皮脂の分泌が過剰だと、毛穴に皮脂が詰まって髪の成長が阻害されてしまうことがあります。
薄毛の予防法
薄毛の兆候が現れたら、次のような方法で進行を防ぎましょう。
生活習慣の改善
髪の成長に必要な栄養が足りていないと、血行がよくても髪の成長状態が悪くなる可能性があります。栄養バランスのとれた食事を取り、偏食や過度なダイエットなどは避けることが大切です。
また、髪の修復と成長は睡眠中に行われます。夜更かしや昼夜逆転の生活は避け、良質な睡眠を心がけましょう。寝る前にスマホやテレビなど刺激になるものを見ないようにして、静かに過ごすことをおすすめします。
そして、栄養と睡眠の両方を心がけても、血行不良の状態では髪が十分に成長しません。頭皮マッサージや有酸素運動などを行いましょう。また、これらには、血行不良を招くストレスを解消させる効果も期待できます。
正しいヘアケア
間違ったヘアケアは、頭皮の乾燥を招き、ダメージを受けやすくしてしまいます。正しい方法でシャンプーをしましょう。
(1)まずはお湯で髪の汚れをしっかり落とす
(2)シャンプーをしっかり泡立てて頭皮の汚れを落とすイメージで洗う
(3)シャンプーが残らないようにしっかりとすすぐ
(4)タオルドライをしてからドライヤーをする
優しく洗いすぎると汚れを十分に落とせない可能性がありますが、強くゴシゴシと擦ることは避けましょう。
症状が現れたらクリニックで治療を受けよう
生活習慣の改善とヘアケアは、自宅で行える薄毛の予防法です。しかし、男性ホルモンによって引き起こされる男性型脱毛症(AGA)は、このような対策では完全に防ぐことはできないでしょう。
薄毛に気づいたら、クリニックで治療を受けることが最も効果的な方法です。私ども、大阪梅田中央クリニックでは、男性型脱毛症の内服治療として、プロペシアやミノキシジルなどの処方や、HARG療法を行っております。
早めに治療を開始することで、薄毛による精神的なストレスを抑えられるでしょう。
おわりに
薄毛は、髪の成長に必要な栄養が不足している、栄養を頭皮へと届ける血流の低下している、睡眠不足による髪の成長の抑制しているなどの要因が重なることで起こります。このような要因を取り除くことで、薄毛を予防できるかもしれません。
しかし、男性ホルモンによって引き起こされる男性型脱毛症は、このような対策だけでは改善が難しいでしょう。薄毛が気になる方は、ぜひ一度美容外科クリニックにご相談することをおすすめします。