今日から実践「脱ぽっちゃり生活」!内臓脂肪を落とす生活の知恵とお手軽腹筋運動について
若い頃にはなかったお腹まわりの脂肪。蓄積された脂肪がなかなか落ちず「昔の体型に戻らない」と困っている方も多いのではないでしょうか?
その脂肪の正体は「内臓脂肪」です。内臓脂肪は「体にたまりやすく落ちやすい」という特徴があり、コツさえつかめば意外とかんたんに内臓脂肪を減らせるといわれています
ぽっこりお腹を解消するためにも、内臓脂肪が増える原因や解決方法について、正しい知識を学んでいきましょう。
内臓脂肪は男性につきやすい
脂肪には2種類あり、皮下脂肪と内臓脂肪があります。皮下脂肪は皮膚の下につく脂肪で、女性につきやすく、内臓脂肪は臓器のまわりにつく脂肪で、男性につきやすいのが特徴です。
ちなみに、男性の場合、ウエストが85cm以上あり、高血圧・高血糖・脂質代謝異常のうち2つに当てはまる人はメタボリックシンドロームと診断されるので、ひとつの目安として覚えておきましょう。
内臓脂肪を減らすためには、食生活の改善が必須です。また、内臓脂肪は真っ先に消費される脂肪なので、運動を加えるとより早く脂肪を減らすことができます。
内臓脂肪を減らす効果の高い飲み物・食べ物
食生活を変えるといっても、ただ食べる量だけを減らすだけでは、リバウンドのリスクが伴います。内臓脂肪を減らす栄養素を知り、普段の食事に取り入れていくことが大切です。
内臓脂肪を減らす栄養素
- 食物繊維(キャベツ・きくらげ・ひじき・切り干し大根・おからなど)
- EPA(あんこう・魚の開き干し・すじこ・まいわしなど)
- L-カルニチン(ラム・牛肉・豚肉・鶏肉など)
- ビタミンB群(豚肉・うなぎ・たらこ・ナッツ類など)
- リコピン(トマト・柿など)
- カフェイン(緑茶・コーヒー・紅茶など)
- クロロゲン酸(コーヒー)
- カルシウム(干しエビ・バジル・いわしなど)
内臓脂肪がたまりやすい人は、とんかつや唐揚げなどの脂っこい食べ物や、スイーツやお酒を好む人が多いです。
上記で紹介した食材が内臓脂肪を減らすからといって安心せず、できるだけ少ない油で調理されたものを摂り、腹8分目を心がけましょう。
まずはラジオ体操から始めよう
内臓脂肪を効率よく落としたい人には、運動もおすすめです。でも、普段体を動かさない方にとって、運動はハードルが高いのではないでしょうか。
「運動が大事とわかっているけどモチベーションが上がらない」という方は、ラジオ体操から始めてみるのがおすすめです。
ラジオ体操は1回3分で効率よく全身運動ができます。長時間の運動が苦手な方でも始めやすいので、まずは運動をする習慣をつけていきましょう。
慣れたら20分のウォーキングを取り入れよう
ラジオ体操は運動の習慣づけにはいいですが、短時間の運動なので脂肪を燃やす効果はあまり期待できません。
内臓脂肪の燃焼に役立つのは有酸素運動なので、慣れてきたらウォーキングやジョギングなど長時間の有酸素運動を取り入れていきましょう。20分間歩くだけでも十分に効果が期待できますよ。
ダイエットピルなどを利用するのも手
運動で痩せることはわかっているけど、運動する時間がない、運動にチャレンジしたものの脱落してしまったという方もおられると思います。
そんな方には、美容クリニックなどを受診して、ダイエットピルにチャレンジしてみましょう。ダイエットピルであれば、大きくライフスタイルを改善する必要なく、手軽にダイエットに取り組めます。
また、部分的に痩せたいなどの悩みを抱えている場合もあるはずです。そういった方でも、まず美容クリニックを受診していただくことで、適切なアドバイスや有効なダイエット方法、また治療法まで丁寧に解説してもらえるでしょう。
ぜひ、検討してみてください。
おわりに
内臓脂肪がついている人は、糖尿病や高脂血症、高血圧などの生活習慣病が潜んでいる可能性があります。
メタボになると脳梗塞や心筋梗塞になるリスクも高まりますので、病気を予防するためにも内臓脂肪を落とすことは非常に大切です。
「食事も運動も両方努力するのは無理」という方は食生活の改善だけでも構いません。3ヶ月後くらいには、明らかな効果を感じられるので、モチベーションをうまく保ちながら地道に取り組んでいきましょう!