メスを使わない時代到来へ!切る必要がない最先端ワキガ治療法
汗をかきやすくなる夏は、ワキガの独特なニオイが気になる季節でもあります。
毎年、毎年、制汗剤を使い、ニオイを気にしながら過ごすなんてもうコリゴリですよね。周囲の人のためにも、自分の負担を減らすためにも、ワキガ治療をしたいと思われている方も多いことでしょう。
一方で、「ワキガ治療は切開手術をしなければいけないんだよなぁ」と、治療を敬遠しがちになっていませんか?しかし、最新のワキガ治療はメスを使う必要がないものもあります。つまり、手術をしなくても、ワキガを治療できる方法があるのです!
そこで今回は、なるべく手術を避けたい方にオススメの「メスを使わない」・「切らない」ワキガ治療について、詳しくご紹介します。
最新のワキガ治療はメスを使わない
ワキガは色々なアプローチ法で、治療することができます。
もっとも基本的なワキガ治療は、「剪除法(せんじょほう)」と呼ばれるメスを使った手術でしょう。患部にメスを入れて4~5cmほど切開し、皮下組織をハサミで丁寧に除去していく治療法です。
その他には、「超音波吸引法」があります。こちらは、患部を5mm〜1cm程度切開し、そこに超音波メスを挿入して皮下組織を破壊しながら吸引していく方法です。
どちらのワキガ治療も、アポクリン腺を除去できる割合が高いので、効果の高いワキガ治療ができます。しかし、傷が残る・ダウンタイムが長い・痛み・感染症などのリスクをともなうため、治療を躊躇される方が多いです。
そこで、ワキガ治療に関するリスクを軽減した、「メスを使わないワキガ治療」に注目が集まっています。基本的なワキガ治療とは違いメスを使用しないため、「痛みが少ない」・「手術時間が短い」・「ダウンタイムも大幅にカット」した治療が可能です。
なるべく痛みが少なく、早くワキガを治したい方には、「メスを使わないワキガ治療」は最適な方法といえます。早速、どのような治療法があるのかを、以下でご説明していきましょう!
メスを使わない3つのワキガ治療法
ウルセラドライ
ウルセラドライとは、高密度な超音波を使用し、アポクリン腺を熱によって除去するワキガ治療法です。高密度の超音波を、患部一点に集中して超音波を照射するので、効果の高いワキガ治療ができます。
さらに、メスで切開する必要がないので、傷跡は一切残りません。多少、赤みが出る程度なので、ダウンタイムの時間が大幅にカットできます。
ビューホット
ビューホットとは、高周波を使ってワキガ治療をする方法です。皮膚表面を冷却しながら、0.3mmの極細針を患部に刺し、高周波を照射します。
針を刺す深さは、皮下1mmから0.5mm間隔で4〜6段階と調節可能です。針を刺す深さが調節できるため、浅い場所にあるアポクリン腺や、深い場所にあるアポクリン腺を高周波で満遍なく破壊することができます。
ビューホットは患部に針を刺すため、点状のカサブタができてしまいますが、大きな傷跡は残りません。また、時間とともにカサブタも薄くなっていくので、目立つことはないでしょう。
さらに、片ワキ10分程度の施術時間となっており、治療時間が短いのも特徴です。
ウルセラドライとビューホットを組み合わせた治療法も!
ウルトラセラドライとビューホットの2つを組み合わせた治療法もあります。
はじめに、ウルトラセラドライで患部に高密度な超音波を照射します。その後、患部に針を刺し、ビューホットから出る高周波でアポクリン腺を破壊するという治療法です。
2つの特徴が合わさった治療法ということだけあり、高密度の超音波+高周波が合わさった、より効果の高いワキガ治療ができます。
どの治療法を選ぶかは自分次第
メスを使わないワキガ治療を3つご説明してきました。どの治療法も傷跡が残らず、痛みが少ない方法です。しかし、保険適用される「剪除法(せんじょほう)」とは違い、実費治療に分類されます。
また、ウルトラセラドライ・ビューホットや2つを組み合わせた治療法はどれも金額は同じではなく、多少金額が前後するでしょう。特に、ウルトラセラドライ+ビューホットを組み合わせた治療法は、価格帯は高めに設定されています。
「自分がどの治療法に適しているのか、予算はどのくらいなのか」まずはこの2つから考えて、どの治療法を選ぶか決めましょう。
おわりに
切らずにできるワキガ治療について、ご紹介してきました。どのワキガ治療も、「痛い」・「ダウンタイムが長い」・「傷跡が残る」という、マイナスイメージを払拭できる治療法ばかりです。
自分の都合に合った切らないワキガ治療を選び、ワキガのニオイを気にすることのない快適な毎日を送ってくださいね!